会社案内
ご挨拶
私は前職で、おもに経営企画畑で仕事をしてきて、経営層や事業責任者が、ときに苦悩し深く揺らぎながら意思決定する姿を間近で見てきました。考えれば考えるほど意思決定ができなくなることもあります。私が教えを受けたコンサルタントの大先輩は、「どれほど自信にあふれた経営者であっても、重要な意思決定の際には苦悩し、震えながら決断している」「脳から苦渋が滴り落ちるほどの意思決定もある」と話されていました。また経営学の父と言われるピーター・F・ドラッカー氏は、「決断の場面においては、トップは常に孤独である。」とも語っています。
また、経営者は多忙です。経営者は、大きなビジョンを描き夢を語る一方で、同時に泥臭い現場で起きていることを把握しながら組織運営を行い、日々の資金繰りにも目配せする必要があるなど、仕事は極めて多岐に渡ります。
私は、時間に追われるなかで、難しい経営判断や苦渋の意思決定に迫られている経営者の、少しでも力になりたいと考えています。そのために私が心掛けていることは、次の3つのことです。
(1)経営者が側近に意見を求めるとき、経営者は既に考えを概ね固めていることが多いと思います。自分の考えを確認し背中を押してもらうために意見を求めるのでしょう。私はそのようなとき、経営コンサルタントとしての専門性にもとづく客観的な意見を提供することによって、経営者の背中をそっと押して差し上げたい、と考えています。
(2)人は、話しながら新たな発想や気づきを得ることがよくあります。経営者の話をじっくり傾聴し、話を深掘りしたり広げることによって、経営者の思考を促進する「触媒」の役割を果たしたいと考えています。
(3)経営者は、膨大の情報を扱うことになります。ときには情報に振り回されたり、情報に埋もれてしまうこともあるでしょう。私は、玉石混交の様々な情報を、コンサルティングの手法を活用して整理し、重要な情報を抽出し見える化することによって、経営判断の助けになるようにサポートします。
経営者は常に孤独ではありますが、それを理解し寄り添う経営コンサルタントの存在が必ずや企業経営の助けになる、と信じています。経営者と思いを共有しつつも、社内とは異なる目をもつ、頼れる裏方として経営者を支えていきたいと考えています。
いま中小企業は、コロナ禍により未曾有の困難に直面していると思いますが、この難局をともに乗り越え、経営者の「思い」を実現するお手伝いができれば幸いです。
[代表取締役 略歴]
大学卒業後、ソニー株式会社に入社。
20代で開発企画担当として超小型ビデオカメラ開発プロジェクトに参画(社長賞受賞) 。
30代で本社総合企画部や事業本部経営企画部にて中期計画・事業計画策定に携わる。
40代で本社調達本部の統括部長として全社横断の間接材調達業務改革プロジェクトの責任者を務め、生産性の大幅な向上を実現。
50代でソニーを退社し、株式会社ウェルコ経営工房を設立。
中小企業診断士、公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント、事業承継支援マスター、健康経営エキスパートアドバイザー、産業カウンセラー ほか
中小企業庁登録 M&A支援機関
※当社は「中小M&Aガイドライン(第2版)」の趣旨に則って活動しています。(詳細はこちら)
会社概要
研修・セミナー
会社名 | 株式会社ウェルコ経営工房 |
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所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F−C |
創立 | 2015年10月 |
資本金 | 300万円 |
代表取締役 | 山本 聡 |