コンサルタントの活用方法

コンサルタントに依頼する「メリット」は?

コンサルタントの活用方法①外部の専門的な知見やノウハウを活用できる!
自社がもっていない専門的な知見やノウハウを活用することによって、それまで社内では手をつけられなかった経営課題に取組むことが可能になります。

②課題解決のスピードを上げる!
変化の激しい競争環境においては、スピード感のある取組みが必要です。しかし限られた社内のリソースを使っていては、思うように進捗しない可能性があります。コンサルタントを活用することによって、目標とする期間内に計画に沿ったアウトプット・成果を得ることが期待できます。

③社内改革を促す!
社内改革にあたっては、社内から出てくる意見とは別の発想が必要な場合があります。またやらなくてはいけないとわかっていても、従業員の不満やわだかまりのようなものを気にして実行に移せないことがあります。このようなとき、コンサルタントを「変革の黒船」「憎まれ役」としてうまく使って、社内改革を推進します。

④費用を上回る効果が期待できる!
さまざまなケースがあるため一概には言えませんが、コンサルタントの活用によって売上アップや経営の効率化が実現すれば、コンサルタントに支払う報酬を十分上回る収益効果を期待することができます。

コンサルタントに依頼するとき「気をつけること」は?

それでは、実際にコンサルタントに仕事を依頼することになった場合、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか?

①コンサルタントへ依頼する目的や期待を明確にしておく
コンサルタントに対して何を目的として何を求めるのかということを、依頼する前にご自身で整理しておくことが重要です。どういうアウトプットを期待しているのか、また提案だけで良いのか、あるいは導入・実行まで支援を受けるのか、などについて、初めに明確にしておきます。

②お互いのコミュニケーションが重要です
初めに目的や期待を明確にしておいても、時間が経つにつれて、それらが不明確になってくることがあります。そうすると「こんなつもりではなかった」と不満や不信を感じてしまうことになります。そうならないために、コンサルタントとの緊密のコミュニケーションがとても重要です。コミュニケーションをしっかり取ることは、お互いの信頼関係を高めることにも繋がります。

③コンサルタントに丸投げしない
コンサルタントの立場として丸投げされるのが嫌だからということではなく、丸投げすると良い成果を得ることが難しい、ということです。丸投げするとどうしても当事者意識が弱くなり、経営者は責任感が薄れ、従業員はやらされ感でその場しのぎの活動にになってしまいます。経営課題への取組みや社内改革は、経営者や従業員が、その意義を腹落ちして、自らのこととして取組ないとうまくいきません。